風呂文化研究会は「お風呂をもっと楽しく豊かに気持ちよくしたい」と考える企業が集まり、1990年に発足しました。以来、お風呂の持つ価値を問い続けて20年を超えた今、改めて「お風呂」についてじっくりと見つめ直しています。
「お風呂は世界に誇れる日本文化のひとつである」
そう考え、わたしたちは"ニッポンのお風呂の魅力"を分析することにしました。
入浴は私たちのくらしに欠かすことのできないひとときとなっています。今でこそ、たいていの家に浴室があることや毎日の入浴は当たり前ですが、それは意外に最近のことなのです。戦後目ざましく進歩したお風呂の歴史をたどってみました。