vol.001
ココロMental
新型コロナウイルスの感染拡大によって今までの暮らしがガラッと変わり、日常生活にストレスを感じている人が増えています。中でも、30-40代既婚女性にとっては「料理頻度が増えたこと」が最もストレスのようです。「たまにはお総菜で♪」と買ってきても、自宅で温めなおすとガッカリということ、ありますよね?!今回は、そんなときにお惣菜をおいしくするワザをご紹介します。
「新型コロナウイルス感染拡大によるご自宅での暮らしについてストレスに感じること」をアンケート調査したところ、30-40代既婚女性は「料理頻度が増えたこと」に最もストレスを感じています。仕事もプライベートもおうちで過ごすことが多くなったことで、料理の負担が増えているようです。
新型コロナウイルス感染拡大による
ご自宅での暮らしについてストレスに感じること
<一都三県在住 30-40代 既婚女性>
第1位 | 料理頻度が増えたこと | 39.7% |
---|---|---|
第2位 | 自分の時間が持てないこと | 33.8% |
第3位 | 運動量が少ないこと | 29.1% |
働くパパママの強い味方であるお惣菜。2015年に実施した20~40代既婚女性への調査によると、約4割が夕食に週1回以上お惣菜を購入しています(東京ガス都市生活研究所「子育てママの食事情 2016」)。
お惣菜の中でも調理に手間のかかり、みんなが大好きな揚げ物は特に多く利用され、最近だとテイクアウト可能なから揚げ専門店がオープンするなど、から揚げを中心に惣菜市場は広がりつつあります。
サクサクの衣は揚げ物の命。でも、買ってきたから揚げを、いざレンジで温め直すと、衣がベチャっとしてしまいがっかりした経験はありませんか?そこで、冷めたから揚げを揚げたてのようにパリッパリにするワザをご紹介します。
から揚げの温めなおしで最も重要なのは「温度」です。外側の衣をパリパリにするため100℃以上の高温で水分を蒸発させ、一方、内側の鶏肉は60℃くらいで肉汁が飛びすぎずジューシーに温めるのが最適です。
その絶妙な温度を実現するのが魚焼きグリル。魚焼きグリルは、外側が高温で中はじんわりと火を通すことができるので、から揚げがパリッとジューシーに仕上がります。
魚焼きグリルの火加減のコツは、「弱火の後、余熱」です。魚焼きグリルの火力はとても強いので、弱火でも庫内は十分熱く、火を消した後も余熱でお肉の中までしっかり温まります。
実際に、スーパーのから揚げで衣の水分量を比較してみても、電子レンジに比べてグリルで温め直した方が衣の水分が少なく、食べた評価もおいしいから揚げに復活していました。
加熱の目安は弱火で4分。火を止めたら余熱で2分30秒。
<片面焼きグリルの場合>4分弱火で温めた後、ひっくり返してさらに3分過熱。火を止めたら余熱で2分30秒。
今回は、料理のストレスをグリルで解消する工夫をご紹介しました。冷めたから揚げをパリッパリにする ”から揚げ復活術“いかがでしたでしょうか。おいしく温めなおしたお惣菜をうまく活用することで、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う料理の負担を軽くし、おいしいものを食べて、ストレスに打ち勝ちましょう!!
執筆者:東京ガス都市生活研究所
研究員 松葉佐 智子・小林 正人
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東京ガス都市生活研究所は、1986年7月に設立されました。社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析をもとに、将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者が豊かな暮らしを創造するための情報を提供すると共に様々な提言を行っています。