親世帯と子世帯の同居率は長年低下してきたが、近年「二世帯住宅」が注目を集めている。本レポートでは、二世帯住宅における子育てや家事の実態と意識から、親世帯・子世帯それぞれにとっての二世帯住宅の価値を探った。
■二世帯住宅に住む「親世帯」は、「子世帯」の生活をサポート。 ・親世帯は子世帯の育児や家事を支援しており、孫の成長を見られることを一番のメリットと感じる一方で、生活のペースを乱されたり、経済的負担が増えるデメリットも感じている。 ・子世帯は、育児や家事支援などに対する親世帯への感謝の気持ちは大きいが、子育てに干渉されることはデメリットと感じている。
■親世帯は、「娘との二世帯」の方が「息子との二世帯」より、育児などで生活のペースを乱されることが多い。
■室内で「行き来できる」住宅の方が「行き来できない」住宅より、子世帯は満足。
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