■熊本地震後、身のまわりの地震対策がさらに必要だと思った人は約7割
・地震対策がさらに必要だと思った理由は、「地震頻度が低い九州で大きな地震が起きた」「震度7クラスの地震が2度起きた」「長期の余震」など、熊本地震の「想定外」が目立った。
・地震対策がさらに必要だとは思わなかった人の理由の1位は、「切迫感が無いから」。
■単身世帯の男性は地震防災意識が比較的低い。単身世帯の女性は、地震への不安が全体的に高く、近所に頼れる人がいないことを不安に思っている。
・単身世帯の男性は、今後地震が起こった場合に不安に思う割合が低い。
・単身世帯の女性は、今後地震が起こった場合に「近隣に知人がいない」「誰を頼っていいのかわからない」ことへの不安が目立つ。
■2人以上世帯の男女は、単身世帯に比べて地震防災意識が高いが、備蓄以外の対策の実施率は3割以下にとどまっている。
・2人以上世帯の男女は、単身者に比べて地震前に行っていた地震対策も多く、熊本地震の情報への関心が高かった。
・地震後に「さらに対策が必要だ」と考える割合も7~8割と高いが、具体的な地震対策において、地震前に行っていた状態と地震後の意向の差は小さい。
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