カテゴリ | 環境・エネルギー |
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発行年 | 2023年11月 |
作成目的 | 天候やコロナの影響、ロシア・ウクライナ情勢による資源価格の上昇等により、物価の高騰や光熱費の上昇が起こっています。それに伴い、光熱費を気にして省エネ行動に取り組む人が増加しています。本レポートでは生活者の光熱費意識と省エネ行動の中で、特に光熱費削減が見込まれるデマンドレスポンスや省エネにもつながる断熱リフォームについての調査結果を紹介します。 |
内容要旨 | ◇毎月の光熱費を把握している人は80%以上。光熱費は種類によって月間使用料金のピークが異なる ・80%以上が光熱費を把握し、60%以上がランニングコストを考えて使っている ・月間の電気代は夏と冬に2回、ガス代は冬にピークがある ◇デマンドレスポンスはバランスよく電気を使うしくみ。2割弱の人がデマンドレスポンスに参加したことがある ・デマンドレスポンスは、電気を使う量と作る量をバランスさせるしくみ ・デマンドレスポンスに参加したことがある人は2割弱 ◇断熱リフォームは室内の熱を逃がさないようにすること。実施者は「冬の寒さ」「冬の結露」を解決できたと感じている ・断熱リフォームで室温を一定にして快適で省エネな生活を ・断熱リフォームの実施率は8.3%。冬の寒さ、冬の結露防止に効果を感じている ◇デマンドレスポンスも断熱リフォームもわかりやすいメリットの提示が求められている ・デマンドレスポンスは内容の説明よりもメリットの提示を ・断熱リフォームは気軽にできる「内窓設置」を知ってもらうことから |