カテゴリ | 住まいと暮らし |
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発行年 | 2015年07月 |
作成目的 | 1990年から3年ごとに実施している「生活定点観測調査」の経年データを元に、生活者の意識・行動の変化の兆しを捉え、生活者が望むこれからのライフスタイルを明らかにする。 |
内容要旨 |
本レポートで予測しているこれからの生活トレンド「ひとり自由化」は、つながりを断ち切ってひとりで生きることではなく、「つながり」を調整しながら、「ひとり」を充実させるライフスタイルである。
「ひとり自由化」が望まれる背景には、空気を読むことが求められる社会の状況、インターネット・SNS の発達による「つながっている状態」の定常化などがあると思われる。
時には「ひとり」になって「つながり」のストレスから解放されたい。でも、孤立した状況は不安であり逆にストレスとなる。だから「ひとり」と「つながり」を調整し、その時々で自分にちょうどいいつながり具合で過ごしたい。
このように、「ひとり」と「つながり」を自由自在に調整でき、調整することで「ひとり」を充実させるライフスタイルを「ひとり自由化」と名付けた。
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