カテゴリ | 住まいと暮らし |
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発行年 | 2010年05月 |
作成目的 | 生活空間コンセプトvol.2「高齢者世代の住空間研究」(2009年10月発行)では、第二の人生を充実させるために住まいとの関わりがより密接になる65歳以上を対象に、生活の基本を支える「食空間」と「浴室」に焦点を定め、その実態や価値観を探る調査に基づき住まいで実現したいニーズを発掘しレポートにまとめている。予測編はその続編として、高齢者の意識や行動における加齢による影響とともに、10年後のシニア層の変化を予測したもの。 |
内容要旨 | 高齢者ニーズの背景となっている高齢者の特徴的な意識や行動について、加齢による変化を調査・分析した結果、味への嗜好や台所掃除・浴室掃除への億劫感等 に対する加齢影響が強く、これらの意識・行動は高齢になることによって誰でも同じように変化する可能性が高い。さらに、将来の前期高齢者(現在の高齢者予 備群世代の10年後)の意識変化を予測し、現在の前期高齢者と比較した結果、加齢影響だけでなく世代差の特徴としてさらに億劫感や負担感が強まることがわ かった。 |