都市研コラム都市研コラム

千葉県のゆるキャラといえば・・・。

 みなさん、こんにちは。
 紅葉の美しい季節を迎え、家族でおでかけする方も多いのではないでしょうか。


 そんな中、各地の観光スポットやイベントで最近よく見かけるのがゆるキャラ達。今年も、ゆるキャラの日本一をネット投票で決める「ゆるキャラグランプリ2013」が開催され、先日投票が締め切られました。みなさんがお住まいの地域や出身地など、自分に関連のあるゆるキャラ達の結果が気になりますね。


 ここで、東京ガス(株)都市生活研究所の調査結果より、ちょっとおもしろいデータをご紹介したいと思います。
 地方出身者も多いと思われる一都三県にお住まいの人を対象に、「今住んでいる県」と「出身県」でどちらの方が地元キャラクター(ゆるキャラ)のイメージが良いかを聞いてみました。すると、千葉県に住んでいる人は、「出身県」より「今住んでいる県」の方が良いと答えた人が約4割と、他県に比べて明らかに高い割合を示しました。


図1 ゆるキャラのイメージ比較


 それでは、いったいどんな地元キャラクター(ゆるキャラ)を思い浮かべているのでしょうか。別途、一都三県にお住まいの人を対象に、今住んでいる県の地元キャラクター(ゆるキャラ)を聞いてみました。その結果、千葉県に住んでいる人は、断トツ「チーバくん」で約5割、続いて船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が約3割と健闘。他県はというと、埼玉県に住んでいる人の約3割が「コバトン」と答えた以外は分散する傾向にあり、とても低い割合となりました。

図2 お住まいの都道府県のゆるキャラ


 千葉県に住んでいる人にとって、いかに「チーバくん」、「ふなっしー」の認知度が高く、親しみを持たれているかがわかるかと思います。


 8月の「ご当地キャラ総選挙2013」で1位に輝いた「ふなっしー」は、残念ながらゆるキャラグランプリへのエントリーを辞退。2011年グランプリ「くまモン(熊本県)」、2012年グランプリ「バリィさん(愛媛県)」は大会アンバサダーに就任し、盛り上げ役に徹しています。2013年のグランプリはいったい誰の手に・・・。


 おでかけの際には、ぜひ地元PRのために日々頑張っているゆるキャラをチェックしてみてはいかがでしょうか。新しいゆるキャラを発掘して、今後の活躍を応援するのもいいですね。

谷沢 仁美

このページの先頭へ