みなさん、お風呂は「広い浴槽にゆったりと浸かりたい」と思われる方が多いのではないでしょうか?ではこの「広い浴槽」とは具体的にどのくらいの大きさなのでしょうか?
都市生活研究所において「浴槽が小さい」というご不満を持たれている方のお宅の「浴槽の大きさ」についてアンケートで調べたところ、8割の方が「ひざを折り曲げて入るサイズ」若しくは「ひざが少し曲がるぐらいのサイズ」の浴槽であることがわかりました。
どうやら「ひざが伸ばせるかどうか」がキーポイントとなるようです。
みなさまも浴槽をお選びになる際は、「ひざが伸ばせるかどうか」をひとつのポイントとしてお選びになられると後悔がないのではないでしょうか?
また「広い浴槽はリラクセーション効果が高い」というデータもあります。北海道大学名誉教授の阿岸祐幸先生のご研究によると、より大きな浴槽で寝浴した方が脳波のα波(リラックスしたときに現れる脳波の波形)の出現率が高くなり、よりリラックスできるそうです。
ひざが伸ばせる浴槽でよりリラックスしてご入浴を楽しんで頂けたら良いのではないでしょうか?
都市生活研究所 山田 浩一郎