都市で生活する人々の、本当に価値ある暮らしのための情報を提供すると共に、様々な提言を行なっています。
東京ガス都市生活研究所は、1986年7月に設立されました。社会の変化や都市に暮らす生活者についての多面的な調査・分析をもとに、将来のライフスタイルやニーズを予測し、生活者が豊かな暮らしを創造するための情報を提供すると共に様々な提言を行っています。
1990年から実施している生活定点観測調査、生活分野別定点調査、世代研究といった基盤研究をベースにエネルギー企業の生活者研究所としての強みを形成するとともに、生活者のニーズ発見や生活価値の創出を行っています。
生活者研究で発見された生活価値を暮らしの中で具現化するために、住宅内の空間コンセプト提案を行っています。
入浴・空調・食分野において、商品機能や生活空間・行動が実現する効果・効用、さらには生活者ニーズを客観的な指標(物理的計測や評価手法による定量化)によって明らかにする研究を行っています。
人と人、人と社会の繋がりが一層重要になると予測される今後の社会を見据え、地域社会・まち・コミュニティに関わる生活の意識・実態を把握し、コミュニティニーズを明らかにする研究を行っています。
調査研究の成果は、豊かな生活づくりにご利用いただくために、企業やお客さまに広く情報提供しています。
研究成果をまとめた「都市生活レポート」を作成し、広報部を通じてプレス発表しているほか、都市生活研究所WEBを発信拠点としたタイムリーな情報提供や研究成果のアーカイブ提供、研究員によるコラム執筆等、様々な発信活動に取り組んでいます。
信頼性の高い調査を実施するため、約6000人のモニター(一都三県居住)からなる「東京ガス都市生活調査点システム Tokyo Gas Urban Life Inquiring Points(略称TULIP)」を構築しています。
このシステムを活用し、生活者の暮らしに関する意識や行動を把握するため、アンケート調査やインタビュー調査を実施しています。