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「荻原美由紀」 記事一覧

「火」を学び、「火」を楽しむ

 7月も後半に入り、夏休みの季節になりました。キャンプファイヤーやバーベキューが夏の思い出という方もいらっしゃるのではないでしょうか。東京ガス都市生活研究所が20~70代の男女を対象に実施した調査では、子どもの頃に7割以上がキャンプファイヤーやバーベキューで火や炭を扱う経験をしたことがあると回答しています。  しかし、レジャーでの経験とは異なり、身近な生活の中では「火」を扱う経験が少なく...続きを読む

「火」を学び、「火」を楽しむ

おせち料理は食べましたか?

 2014年も早1ヶ月が過ぎようとしています。年末年始の食べ過ぎ・飲み過ぎで、体重を気にされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。お正月といえば、「おせち料理」や「お雑煮」を思い浮かべる方も多いと思いますが、みなさまは食べましたか?  東京ガス都市生活研究所では食分野の意識・実態の変化をとらえることを目的として定期調査を行っておりますが、この調査において、71.7%が「お正月にはおせち料...続きを読む

おせち料理は食べましたか?

あなたは、いくつにみられたいですか?

 突然ですが、あなたはいくつにみられることが多いでしょうか。  都市生活研究所の調査では、「実年齢よりも何歳上または下にみえると思うか」の質問に対して、約半数が「自分の年齢より下」と回答しており、見た目年齢として、自分の年齢と同等以下と思っている人が多くいることがわかりました。この傾向は年代により差がみられ、年代が高いほど「自分は若くみえる」と思っています。 (全体) (年代別) 図1 実...続きを読む

あなたは、いくつにみられたいですか?

月~金曜日は「平日」?

 2013年も、はや3週間が過ぎ、正月休みが遠い昔のように感じられているのではないでしょうか。  このお正月は最大9連休と長期休暇となり、海外旅行が好調であったようですが、休日が続いたことで「だんだんと曜日がわからなくなった」という方もいらっしゃることと思います。  お正月は、どの曜日も休日気分であったかもしれませんが、普段は何曜日を「平日」「休日」と感じているのでしょうか。  企業や学校にお...続きを読む

月~金曜日は「平日」?

求められる節電の取組み

 今年も7月に入り、全国的に節電が求められていますが、昨年に引き続き、さまざまな取組みを行っている方も多いのではないでしょうか。  都市生活研究所が2011年5月から2012年3月までの約1年を通して実施した「震災後の暮らしとエネルギーの意識・実態の変化」に関する調査では、8割強が「節電をしたほうが良い」と思っており、約6割が「節電ができている」と回答しています。2011年5月と比べると低下がみら...続きを読む

求められる節電の取組み

万が一の備え

 今年も二週間ほどで終わりを迎えようとしていますが、先日、毎年恒例の新語・流行語大賞が発表され、震災関連の言葉が多くノミネートされていました。トップテンには「帰宅難民」や「絆」等の言葉が入っており、3月の大震災をきっかけとして改めて様々なことを考えるようになった方も多いのではないでしょうか。 都市生活研究所が震災後に一都三県を対象として行った調査では、約4割が「震災前は、災害時の備えを真剣に考えて...続きを読む

万が一の備え

行動を変える難しさ

 先日、日本経済新聞社より2011年上期の日経MJヒット番付が発表され、東の大関には「節電ツール」が入りました。  夏に向けて、さらに節電が注目されており、都市生活研究所が2008年と2010年に実施した調査では、「こまめに電気を消す」という人は約8割で高止まりしていたものの、2011年5月の調査では、91.8%と約10ポイント上昇しており、節電に取り組む人が増えているようです。  これまで...続きを読む

行動を変える難しさ

モノを買わない? 20代

 20代は、ブランド物に興味がない、車は欲しがらないというように、「モノを買わない」と言われています。  その背景のひとつとして、彼らが小学校入学の頃にはバブル経済が崩壊し、先行き不透明な世の中で育ってきたことから、安定した暮らしをしたい意識が強いことが挙げられます。  都市生活研究所の調査でも、「もしもの時のために貯金をしておきたい」の問いにあてはまると回答する20代は約45%と、他の世代と比...続きを読む

モノを買わない? 20代

「エコ離れ」を防ぐために

 猛暑も9月下旬から落ち着き、秋らしくなってきましたが、この夏の暑さは例年になく、非常に厳しいものだったのではないでしょうか。環境政策に加え、異常気象ともいえるこのような気候が影響しており、社会全体として環境配慮の機運は高まっているともいわれています。  しかし、東京ガス都市生活研究所の調査によると、生活者の環境に関する取り組みに対して低下傾向がみられました。  環境配慮に対する意識をみて...続きを読む

「エコ離れ」を防ぐために

省力化や合理化が意味するもの

 GWも終わり、今年度も1ヶ月が経ちました。4月からひとり暮らしを始めた方も多いと思いますが、生活も落ち着いた頃ではないでしょうか。若者のひとり暮らしというと、「家は寝るだけの場所」「食事は外食か購入したもので済ます」といった印象をもたれている方がいるかもしれませんが実態は違うようです。  東京ガス都市生活研究所が未婚ひとり暮らしを対象に実施した調査(2010年1月、N=334)によると、20代...続きを読む

省力化や合理化が意味するもの

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