第2回キッズデザイン賞に見る住環境のトレンド~キッズデザインはユニバーサルデザインの究極のかたち~
この20年間で、住まいで団らんしている場所の床材は「じゅうたん・畳」から「フローリング」へ完全に主役が交代した。2008年に実施した生活定点観測調査(3年に1回質問紙郵送法で実施、回収数3112、有効回答率73.5%、質問数約500問)によれば、今や3分の2がフローリングであり、1990年の3倍以上となっている。
小さな子どもは家族の中で最も床に近い空間で暮らしている。第2回キッズデザイン...続きを読む