住まいでできる最も簡単なCO2排出量削減に向けたアクションは省エネです。
家電やガス機器を使うときは、温度や明るさなどの初期設定を省エネ設定に変更しましょう。
新しく買うなら省エネ性能をチェックして。省エネ性能向上はエネルギーの削減につながるので、古い家電は思い切って買い替えた方がお得になることも。たとえば、10年前と現在の冷蔵庫では、省エネ効果が40%以上にもなります。
窓や床は、内窓をつけたり、カーペットを敷くと断熱性が向上します。夏は涼しく、冬は暖かいお部屋に変身です。
リモートワークなど家で過ごす時間も増えています。便利な設備をうまく使って、快適で省エネな、くつろげる住まいにしたいですね。
夏の冷房時の推奨室温は28℃。扇風機の併用はもちろん、うちわや氷なども活用し、冷房に頼らない涼の取り方も実践してみましょう。
28℃
69.8円/日
26℃
106.6円/日
2℃上げると
1日30円以上
お得!
4,114円
107.5kWh
64.5kg
※112日(冷房期間3.6か月)として算出
※冷房時の室温を26℃から28℃にした場合(1日9時間使用)
夏でも夜は日中より気温が下がります。夜間の冷房は必要なときだけつけるようにすると省エネです。ただし、熱中症には注意して!
9時間
69.8円/日
17時間
102.6円/日
3,675円
96.0kWh
57.6kg
※112日(冷房期間3.6か月)として算出
※エアコンの運転時間を17時間/日から9時間/日に短くした場合
エアコンのフィルターを定期的に掃除するだけで目詰まりが解消され、省エネになるだけでなく、エアコンの効きも違ってきます。
お掃除で
気分も快適!
1,223円
32.0kWh
19.2kg
※フィルターが目詰まりしているエアコン(2.2kW)とフィルターを掃除した場合の比較
エアコンの性能は向上し、消費電力も少なくなっています。最新機種に買い替えることで省エネになることも多く、電気代も削減できます。
1,837円
48.0kWh
28.8kg
※281日(冷房期間3.6か月、
暖房期間5.5か月)として算出
※2009年型を2019年型に切り替えた場合(2.8kW:8~12畳用、1日18時間使用)
ZEH(ゼッチ)とは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略。住宅の断熱性を高めてエネルギー消費を抑え、高性能設備を使って上手に省エネを行い、太陽光発電や燃料電池を使ってエネルギーを創ることで、住まいのエネルギー収支をネットゼロ以下にします。
政府は「2030年までにZEHを標準的な新築住宅に」という目標を掲げ、住宅関連メーカーも取り組みを進めています。