内窓やカーテンで熱を逃がさない部屋づくり
冬の暖房時、窓から50%以上の熱が逃げていってしまいます。
内窓を取り付けたり、カーテンやカーペットを工夫したりして、省エネで寒さ知らずの冬を過ごしましょう。
冬場でも日中は家の中に日が入るので、暖房をつけなくてもある程度は暖まります。必要なときだけつけるようにすると省エネです。
14時間
54.0円/日
18時間
63.9円/日
1,665円
51.4kWh
30.8kg
※169日(暖房期間5.5か月)として算出
※エアコンの使用時間を毎日18時間から平日14時間、休日13時間に短くした場合
冬の推奨室温は20℃です。厚手のカーテンの利用や着るものの工夫で設定を2℃下げれば、約29%の省エネが可能です。
20℃
54.0円/日
22℃
76.3円/日
部屋の熱の約半分
は窓から逃げる
3,753円
115.8kWh
69.5kg
※169日(暖房期間5.5か月)として算出
※エアコンの暖房時の室温を22℃から20℃にした場合(使用時間は平日14時間、休日13時間)
暖房機器は、スイッチを切った後も、暖かさが残ります。寝る前やお出かけ前は早めにスイッチをオフ。床暖房であれば30分前が目安です。
714円
4.4㎥
9.7kg
※169日(暖房期間5.5か月)として算出
※12畳のリビングダイニングで床暖房を30分前にスイッチを切った場合
ガス温水式床暖房は、効率よく足元から部屋を温めるので省エネです。
16,721円
416.5kg
※169日(暖房期間5.5か月)として算出
※12畳のリビングダイニングでガス温水式床暖房と電気ヒーター式床暖房を比較した場合(使用時間は平日14時間、休日13時間)
電気カーペットを使う場合には、部屋の大きさや使用目的に応じて、必要なときに必要な場所で使うことで省エネにつながります。
2,912円
89.9kWh
53.9kg
※169日(暖房期間5.5か月)として算出
※室温20℃のとき、設定温度が「中」の状態で1日5時間使用した場合、3畳用と2畳用のカーペットの比較
こたつを使うときには、こたつ布団にプラスして、上掛けと敷布団をセットで使用すると熱が逃げにくく、効率がアップします。
1,052円
32.4kWh
19.5kg
※169日(暖房期間5.5か月)として算出
※こたつ布団だけの場合と、こたつ布団に上掛けと敷布団を併用した場合の比較(1日5時間使用)
冬の暖房時、窓から50%以上の熱が逃げていってしまいます。
内窓を取り付けたり、カーテンやカーペットを工夫したりして、省エネで寒さ知らずの冬を過ごしましょう。
東京都住宅政策本部「東京都戸建住宅 省エネ・再エネリフォームガイド(2024)」より作成
断熱効果の高い部屋は暖かく、エネルギーも節約できます。熱を逃がさないための7つのコツを覚えて、しっかり対策しましょう。
室内の熱の58%は窓から逃げていきます。窓ガラスを複層にしたり、内窓を設置すると断熱効果は大きく上がります。冷気の流入や結露発生の抑止効果があります。
窓には厚手で長いカーテンをつけて、冷気を防ぎましょう。
カーペットやラグで対策を。足元も暖かく快適に。ガス温水式床暖房もおすすめです。
ドアやふすまを閉めて暖める空間を狭くすれば、暖める時間もエネルギーも少なくて済みます。
風向きが上向きだと暖かい空気が上部に溜まってしまいます。下向きに設定しましょう。
暖かい空気は上、冷たい空気は下に溜まりがち。サーキュレーターや扇風機で空気を循環させて。
エアコンのフィルターを定期的に掃除すれば、暖房効率も上がり、臭いやカビも防げます。
断熱はしたいけど時間や予算が気になるという方は、内窓リフォームがおすすめです。今ある窓の内側にもう一枚窓を設置するだけなので、短時間で施工でき、夏は外気の熱を約74%、冬は約50%もカットできます。国や自治体の補助金が使える場合もあります。