お風呂が大好きな日本人。1日の終わりにゆっくり浴槽に浸かると体も心も元気になりますね。
ちなみに、給湯で使うエネルギ—は家庭で消費するエネルギーの約30%、お風呂で使う水の使用量は約40%を占めています。「もったいない」とシャワ—を使う方もいるかもしれませんが、シャワーを約18分間使うと浴槽1杯分の水量になってしまいます!
そして、家族で毎日使うトイレはお風呂に次いで水の使用量が多いところ。家庭の使用量の約20%を占めています。
トイレの回数を減らすのは無理でも、「音を消す」ために流す水は我慢できるかもしれません。
毎日使うお風呂やトイレ。省エネや節約のコツを覚えて、みんなで気持ちよく使いましょう。
冬に入浴するときは、お風呂の設定温度を高めにしがちです。設定温度を2℃下げ、約40℃に設定することで、約9%の省エネになります。
40℃
72.5円/日
42℃
79.7円/日
2,645円
13.3㎥
29.3kg
※1日1回×365日として算出
※180Lの水を20℃から40℃に沸かす場合と42℃に沸かす場合
給湯は追いだきよりも効率が良く、お湯を沸かすだけであれば省エネですが、残り湯が温かいときには、追いだきを使うと省エネになります。
追いだき
82.6円/日
給湯
119.6円/日
1年で
1万3千円以上も
お得に!
※1日おきに追いだきにした場合
13,510円
24.6㎥
32.9㎥
31.0kg
※1日1回×365日として算出
※高断熱浴槽で180Lの水を40℃に沸かし、24時間後に40℃に追いだきした場合と、24時間後に180Lの水を40℃に沸かした場合
お風呂の水量を見直してみましょう。湯量の設定を変えて、お湯はりの量を20L少なくするだけで省エネになります。
湯量
180L
119.6円/日
湯量
200L
132.9円/日
4,852円
14.7㎥
7.3㎥
36.5kg
※1日1回×365日として算出
※40℃にお風呂を沸かす際、180Lを沸かす場合と200Lを沸かす場合
お風呂を沸かすときや入浴後はお風呂のふたを閉めましょう。ふたをするとお湯が冷めにくくなるので、お湯を沸かすエネルギーが減らせます。
ふた有り
17.4円/日
ふた無し
28.5円/日
ふたの
閉め忘れは
必ず確認!
4,039円
20.3㎥
44.8kg
※1日1回×365日として算出
※40℃に温められた180Lの湯を、4時間後にもとの40℃までふた有りとふた無しで追いだきした場合
燃料電池とは「水素」と「酸素」を反応させて電気を作る装置のこと。「エネファ—ム」は、ガスから取り出した水素と、空気中の酸素を化学反応させて電気をつくります。さらに、発電で出た熱でお湯を沸かして給湯に使います。
発電所で作った電気は家庭に送電する過程でロスがあるうえに、発電時に発生する熱もその多くを捨てていますが、エネファ—ムは電気を使う場所でつくるため、ロスが少なく、熱も活用するためエネルギーをむだなく使えます。