家事をする

洗濯はまとめ洗いで電気も水も時間も節約

洗濯物はまとめて洗う

少量の洗濯物を毎日少しずつ洗うよりも、洗濯機の容量に合わせて、洗濯回数を減らすと省エネにつながります。

年間の省エネ効果

  • 4,579円

  • 5.8kWh

  • 16.7㎥

  • 12.5kg

※1日1回×365日として算出

※定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の4割を入れて洗う場合と、8割を入れ、洗濯回数を半分にして洗う場合との比較

自然乾燥+衣類乾燥機でお得に生乾きとサヨナラ

自然乾燥と衣類乾燥機を併用

洗濯物は衣類乾燥機だけで乾燥させるよりも、自然乾燥と衣類乾燥機を併用することで、省エネにつながります。

1年で
約1万3千円
お得に!

年間の省エネ効果

  • 12,780円

  • 394.5kWh

  • 236.7kg

※2日に1回として算出

※自然乾燥8時間後、未乾燥のものを補助乾燥する場合と、乾燥機のみで乾燥させる場合の比較

アイロンはまとめてかけるとお得!

アイロンはまとめてかける

ワイシャツなどにアイロンをかけるときは、何枚かまとめてかけると、アイロンが温まるまでの消費電力が一回で済むので、省エネにつながります。

年間の省エネ効果

  • 157円

  • 4.8kWh

  • 2.9kg

※3日に1回3枚まとめてかける場合と毎日1枚ずつかける場合の比較

知っ得!⑨

洗濯回数を減らして省エネ&エコロジー

暮らしの中で大量に使っているプラスチック。今このプラスチックが問題になっています。なかでも大きさが5ミリ以下の「マイクロプラスチック」は、海洋生物への影響が心配されています。
陸から流れ出るマイクロプラスチックの約35%は洗濯などによる合成繊維くずだそう。洗濯回数を減らすことで省エネにつながるだけでなく、海へ流れ出る繊維くずも減らせます。衣服が痛むのも防げて一石二鳥ですね。

海に流れ出る一次マイクロプラスチックの要因

出典:国際自然保護連合報告書(2017年)より作成

knowledge

知っ得!⑩

お洗濯も環境や健康を考えて

毎日使う衣類や寝具、いつも清潔にしておきたいですね。
洗う回数や方法を少し見直して快適で省エネなお洗濯にしましょう。

洗濯の回数は週何回?
適度な洗濯で衣類も家計も快適に

日本では、この30年ほど「洗濯を毎日する」家庭の割合が常に50%を超えています。次に多い「2〜3日に1回」は約4割。洗濯機は大きく効率化されているのに、洗濯の回数は変わりません。でも、洗濯回数が増えると紫外線や摩擦で衣類の傷みは進みやすいので、着るたびに洗うのは考え直した方が良い場合もありそうです。

また、洗濯回数が少なければ電気代や水道代を節約できます。容量6㎏の洗濯機に4割入れて毎日洗濯するのと、8割入れて洗濯回数を半分にした場合では、光熱費は年間で約4600円も安くなります。
洗濯かごに入れる前に、衣類や家計についても、ちょっと考えてみてはいかがでしょう。

洗濯をする頻度

出典:東京ガス都市生活研究所 生活定点観測調査

ダニ対策はガス衣類乾燥機を

どうしても洗濯物の臭いや雑菌が気になる人には、衣類乾燥機がおすすめです。自然乾燥させてから乾燥機に入れれば、曇りの日もふわっと、きれいに乾いてくれますよ。
また、ダニ対策にはガス衣類乾燥機が高い効果を発揮します。高温多湿を好むダニにとって、寝汗を吸った寝具は格好のすみか。そこで寝具を「天日干し」する人が多いのですが、天日干しだけではダニ退治はできません。ダニは50℃以上で死滅すると言われています。ガス衣類乾燥機なら、最高70℃以上の高温で乾燥を行うので、ダニはほぼ全滅です。
ガス衣類乾燥機が設置できない場合は、ダニ退治モード付きの布団乾燥機でも代用できます。
直接肌に触れるものは、気持ちよく使えるようにしたいものですね。

洗濯によるダニの死亡率
洗濯+ガス衣類乾燥機による乾燥で、ダニ死滅率99.9%以上

出典:東京ガス都市生活研究所「乾燥方法の違いによるダニ死滅効果測定試験」(2020年)

knowledge