温暖化が進むと
真夏の40℃超えが日常に

世界中で始まっている地球温暖化による異変

気候変動に関する国際的な組織「IPCC」は、温暖化による影響を抑えるために、さらなる気温上昇を1.5℃に抑え、2050年頃までにCO2排出量を実質ゼロにすることが必要だというレポートを出しました。
何も対策をせずに温暖化が進むと、21世紀末の世界の気温は約5.7℃上昇*1、海面の水位は最大約1m上昇*2する可能性が予測されています(IPCC第6次評価報告書)。
すでに日本の平均気温は20世紀の100年間で約1℃上昇し、2100年には真夏の気温40℃超えが日常になるという試算も出ています。
こうした気温の変化は自然や生態系だけではなく、人間の社会においても、農業や漁業に大きな影響を与え始めています。

*1 1850年〜1900年と比較

*2 1995年〜2014年と比較

2100年 未来の天気予報

このまま有効な対策をとらずに地球温暖化が進行した場合、夏の最高気温が札幌でも40℃を超えることが予測されています。

2100年の各地の最高気温

出典:環境省「2100年 未来の天気予報」より作成