買い物の省エネの基本は、「必要なものを必要なだけ」。買い物リストを作ってから買い物に行くと、家から出るごみは半分近くになるとも言われます。過剰な包装、使わない割りばしや飲み物の砂糖を断るのを習慣にして。不要品はリサイクル。フリーマーケットで売れるとお小遣いになるかもしれません。
移動は公共交通機関がおすすめです。少しの距離なら自転車やウォーキングにすれば体重も減らせるかも。
食材を買うなら旬のものを。夏が旬のトマトを冬に作ると栽培のために10倍ものエネルギーが必要です。地元産を選べば輸送エネルギーも減らせます。
レジ袋有料化でおしゃれなマイバッグが増えたように、ちょっと習慣を変えるだけで、楽しく省エネできますね。
買い物に行くときに、つい自動車を使っていませんか。電車やバス、スーパーなら自転車や徒歩で行けば、省エネで健康にもいいですね。
ひと駅
くらいなら
歩いてみても?
2,800円
40.1kg
※自動車燃費22.0km/Lとして2kmの往復を止め、週に2回自転車に切り替えた場合
家庭ごみを容積で見るとプラスチック類が約50%*も!
ペットボトルをやめて自作の飲み物を水筒で持ち歩けば省エネ&節約になります。
2,434円
3.3kg
※ペットボトルのお茶をやめ、茶葉で毎日お茶を作った場合
*出典:環境省「容器包装廃棄物の使用・排出調査の概要」(令和3年度)
マイバッグを持てばレジ袋代もごみも減ります。さらに、容器包装の少ないものや詰め替え式のものを選ぶよう心がけましょう。
包装を減らせば
ごみも削減!
1,825円
0.4kg
※毎日レジ袋1枚を使わずにエコバッグを使った場合、4人分で算出
脱炭素社会に向けて注目されているのが「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」。捨てられていた製品なども資源に変えるという発想で、リサイクルやリユースを一歩進めて「廃棄ゼロ」をめざします。
複数企業が協働で製品回収をしたり、同一規格の容器を使用・リサイクルするなど新たな取り組みも増えています。
製品をつくるときも、使うときも循環(サーキュラー)を意識して、ごみを出さない暮らしを始めましょう。
出典:「令和3年版 環境・循環型社会・生物多様性白書」より作成
プラスチック容器よりも
紙容器などを意識して選ぼう